アルミホイールをただの金属の塊として見た場合は、その寿命は50年とも言われています。しかし、車を走行させることにより、衝撃やダメージを負うことになるため、50年よりも寿命は大きく低下します。
アルミホイールの寿命は、使用状況やメンテンナンスの方法などによって大きく変わります。アルミホイールはスチールホイールよりも耐久性に優れているため、一般的な使用であれば、約10〜20年、それ以上になることもあります。
アルミホイールを交換するタイミングとしては、衝撃が加わり変形したときや、深い傷が付いたとき、腐食で塗装が剥がれてきているときなどが挙げられます。
縁石に乗り上げたり、タイヤを何かにぶつけたり、交通事故を起こしたりすることで衝撃を受けて、ホイールが変形することがあります。目に見えて変形していなくても、ホイールを交換しなければいけない場合もあります。
エア漏れが頻繁に起こる場合は、ホイールに歪みがあったり微細な亀裂が入っていたりする可能性があります。運転中にバランスが取りにくいと感じた際にも、ホイールの変形が疑われます。走行中に振動やノイズが増えたときにも、ホイールのチェックが必要です。
ホイールを擦ったときには要注意で、変形していなくても深い傷を負っているかもしれせん。目に見えた傷がある場合は、これくらいなら大丈夫と考えないで、ディラーや修理工場、タイヤショップなどで点検してもらいましょう。
アルミホイールは、塩分や化学物質、湿気などの外的要因により腐食して塗装が剥がれてしまうこともあります。腐食が進行した場合は、安全性を考えると修理はおすすめできませんので、腐食が疑われる場合は早めに点検してもらいましょう。